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Case Studies
事例集&豆知識
事例集

CE(EUの基準)にあわせて切換弁を仕様変更

バルブ&配管部品

CE(EUの基準)にあわせて切換弁を仕様変更

業種

設備エンジニアリング企業

導入製品

二方切換弁(パウチェンジ ・シンプル CE対応仕様)

お客様のご要望

現行品の仕様変更で輸出可能な製品供給を

TSUKASA製品を以前から採用しているユーザー各社から高い信頼を得ています。現行のパウチェンジ ・シンプル(国内仕様)を仕様変更してCEマークを取得することで、EU圏内のお客様にも販路を広げていきたいとご相談がありました。

TSUKASAでの対応

一品一様の姿勢でチームを結成して対応

お客様のご要望を受け、社内各部署からスタッフを集めてチームを結成。現行品をベースにしてCE対応の検討をスタートさせました。

CE対応の経験豊富なコンサルティング会社とも連携。ツカサでまとめた基本構想を投げかけてアドバイスを受け、安全性・構造・材質などフルカスタマイズといえるほどの仕様変更を進めました。

試作段階ではツカサ社内での作動チェックを繰り返し、「一度で間違いのない製品をお届けする」「お客様の販売開始を最短期間で実現する」ことを心がけました。

各種申請書類や取扱説明書もコンサルティング会社の監修を受け、CEマーク取得と納品を無事に完了。現在、EU内の複数の工場で「パウチェンジ ・シンプル CE対応仕様」が活躍しています。

仕様変更の主なポイント

シリンダー駆動部に安全カバーを取り付け

CEマークの取得では、日本国内の規格を上まわる安全性能が要求されます。そこでTSUKASAでは、シリンダーの駆動部を完全に覆う安全カバー(防塵構造)を設置し、その内部にCE認証された電磁弁とセンサスイッチを組み込みました。また、電気系統にもCE認証された配線と端子台を使用したほか、電磁弁からの排気をカバー外に導いたり、カバーのフタに落下防止ネジを採用するなど多方面での見直しを行いました。

特殊仕様へのTSUKASAの姿勢

お客様のご要望に全力でお応えしていきます

今回のCE対応は、これからのTSUKASA製品の安全性や品質の向上のため貴重な経験となりました。今後も一品一様の姿勢を大切に、お客様の「こんなものができないか」「現行品をこう改善したい」とのご要望に対応していきます。また、すでに海外では中国などアジア諸国やアメリカへの輸出対応にも実績があり、今後さらに多くの国々へ個別対応を進めていきます。