Case Studies
事例集&豆知識
事例集
ロス品を粉状に解砕することで処理費用ダウン
解砕・粉砕工程
業種
製菓製パン会社様
導入製品
パウカッター
背景と課題
菓子やパンのロス品の工場内物流改善と処理コストを減らしたい
菓子やパンの生産ラインで、製品にできないロス品を台車でロス品倉庫まで運び、コンテナに入れていました。処理業者への委託費用はコンテナの個数で決まるため、「ロス品の容積を小さくして、ぎっしりコンテナに詰めたい」とご相談をいただきました。
TSUKASAからのご提案
パウカッターによる解砕でロス品の容積を圧縮
当社では「パウカッター(解砕機)でロス品を粗く砕き、粉状にしてからコンテナに詰める」ことをご提案しました。これなら“ロス品の原形”より容積が大幅に圧縮でき、コンテナ1個に収容できる量は飛躍的に増加します。また、粉状にすることにより、空気輸送も可能になり、運搬の手間もなくなりました。工程としては「ロス品の分別」→「パウカッターに投入して粉状にする」→「それを空気輸送してコンテナに入れる」という流れとなります。
TSUKASAが選ばれた理由
解砕と空気輸送のスムーズな連携に豊富な経験あり
TSUKASAのパウカッターはもともとパン粉製造のため独自開発したものですが、様々な製品の粗砕にも応用されてきました。また、パウカッターと空気輸送システムのスムーズな連携は、“粉体の総合エンジニアリング企業”としての当社長年の経験あってこそとご評価いただきました。
導入の効果
ロス品処理コストの削減
ロス品を粉状にすることでコンテナ1個に詰められる量が増え、処理費用を大きく低減できました。
ロス品の運搬作業削減
ロス品を空気輸送する事により、ロス品倉庫までの運搬業務をなくすことができました。
作業現場の安全性の確保
特殊カッターが高速回転するパウカッターまわりには、きめ細かに安全装置をレイアウトして万一の際の安全性を確保しました。
さらに応用も
多彩な食品加工に応用可能
TSUKASAのパウカッターは、製パン以外にもビスケット、パイ生地、カカオマス、米、海藻、乾麺くずなどの多彩な原材料の解砕に利用可能です。