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Case Studies
事例集&豆知識
現場で役立つ豆知識

「工場内に粉が舞ってない」の実現へ

工場内に原料が飛散すると、そこで働く人にとっても、また機器や生産ライン全体にとってもよくない影響が出てしまいます。そこで、飛散を未然に防ぐためのポイントとツカサ工業の取り組みをご紹介します。

工場内に粉が舞うと数多くの“困りごと”が起こります!

◯食品などの衛生面の問題
◯作業者の健康への心配
◯床が滑るなど作業上の支障
◯飛散した粉塵を清掃する手間
◯粉体原料のロス発生&廃棄コスト
◯機器内部の粉詰まり&動作異常
〇空調機の不具合の発生

粉塵飛散の発生ポイント

粉塵飛散の防止には4つの気をつけたいポイントがあります。

◎計量時の粉塵飛散

粉体原料を小分け計量して容器に入れる時も粉塵飛散の可能性が高まります。粉体を小分け計量する時と、計量後の粉体を容器に入れる時のどちらにも注意が必要です。
 

TSUKASA機器での対策例

⚫︎ディバイダースケール・ハイブリッド型
内蔵型集塵機によって「粉体投入時の飛散」と「容器への排出時の飛散」の両方を抑制しています。集塵した粉体は回収されて原料として使用できます。

◎点検扉からの粉体漏れ

機器の点検扉の閉め忘れ、ボルトの締め付け不足も粉塵飛散の原因となります。また、点検扉のパッキンの擦り切れや劣化にも注意が必要です。
 

TSUKASAからのご提案

⚫︎日常点検を確実に実行しましょう
点検扉を開けて機器内部の点検をした後は、ボルトの締め付けやパッキンの状態もあわせて確認しましょう。機器内部と点検扉のチェックを一連の流れとして習慣づけることが大切です。

◎集塵機ろ布の不良

集塵機のろ布(フィルター部分)が目詰まりしたり、取り付けが不良だったりすると、粉体が漏れ出して機器内部を痛めたり外部への飛散の原因となります。
 

TSUKASAからのご提案

⚫︎不良発生前のチェックを忘れず
定期的なろ布のチェックと不良発生前の清掃・交換を心がけましょう。もしも機器内部に重大なトラブルが発生すれば、ライン停止や製品不良などの事態も招きかねません。

TSUKASAの基本方針

粉体機器総合メーカーとしてビルトイン化&インライン化で粉塵飛散を防止します。

TSUKASAの粉体機器では、集塵機の内蔵タイプや機器組み込み可能なタイプを豊富にご用意しています。また、複数の工程を1つのライン内で完結させるインライン化によっても粉塵飛散の防止効果を高めています。これは、特定の機器や設備類のご提供にとどまらない“粉体機器総合メーカー”ならではです。