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Case Studies
事例集&豆知識
現場で役立つ豆知識

粉の特性について【混合編】

粉体を原料とする食品の製造工場では、粉体や粒体同士を混合する工程があります。混合したい原料の特性や混合時間、運用方法にあわせて最適な混合機を選定することが大切です。

粉体の混合にはこんなポイントがあります

スナック菓子のフレーバーミックス
パンケーキ・デニッシュ生地のプレミックス
天ぷら粉・お好み焼き粉のプレミックス
スパイス類の調合 など

TSUKASAの混合機(シャフト回転型)は大きくわけて2種類

原料同士に比重差があるなら

パウミキサー・コニカル横型

機内全域で三次元混合流を生み出し、比重差・粒度差が大きな原料も短時間で均等に混合できます。

混合原料の残留を抑えたいなら

パウミキサー・コニカル竪型

原料の排出性に優れ、本体内の残留はわずか。特殊形状のパドルで独特の混合流を生み出して粉体と液体もソフトに混合します。


清掃やメンテナンスが簡単

できるだけ粉を機内残留させず、わずかな残留分も水洗いできるよう本体の形状を工夫(ボルトレスなど)しています。特に「竪型」は構造上からも水切れがよく、完全洗浄できる排出口の採用で頻繁な分解洗浄にも対応できます。

油などの液体添加にも対応

油、水、シロップ、香料など液体の添加が必要な場合も、オプションで液体添加装置を追加できます。チョッパーユニットがダマの発生を防ぎ、液体を混合物全体にムラなく行きわたらせます。

粉体の温度調節にも利用可能

混合だけでなく、粉体の温度調節にも混合機を使用できます。エアブレンド方式やジャケット方式を用い、夏場の冷却や冬場の加温を効率よく行います。

お客様の運用環境にあわせて

TSUKASAではお客様が混合を予定する原料を試作ラインに乗せ、混合時間や混合物の品質について厳密なチェックを行います。例えば、混合時間を細かく区切って機内数か所でサンプルを取り、お客様にご評価いただくことで最適な混合時間を決定していきます。