清掃・メンテナンスのワンポイント

機器について

分解前の写真を撮りましょう

清掃やメンテナンスのため機器を分解する前には、フィルター、バルブ、ボルトまわりや「組み付け部分」「接続部分」の写真を撮っておきましょう。お手入れ後の部品の組み間違いの予防、メンテナンス前後の状態の比較、消耗部品の劣化具合の比較などに役立ちます。部分アップだけでなく機器全体を撮影しておけば「どの写真がどの部分か」もはっきりわかります。また、写真データを保存しておけば次回メンテナンスやトラブル発生時の参考にもなります。

▲写真：噴射ノズルを間違って組付けてしまいトラブルにつながることも。

固着した粉体でのケガにご注意を

機器の点検口や側板などを外す時には、フランジの内側に粉体原料が固着・成長して鋭利な刃物状になっている場合があります（グラニュー糖など）。不用意に手を入れると思わぬケガをする恐れがあります。スクレーパーなどで慎重に除去してから作業を行いましょう。また、経年劣化によって硬化したゴム板パッキンでもケガをする可能性があるのでご注意ください。

お客様向け「安全講習会」の開催

ツカサでは機器の据え付けやメンテナンス時に、お客様向けの「安全講習会」「メンテナンス講習会」も実施しています。安心・安全な機器のご利用のためぜひご活用ください。