事例集

Case Examples

粉体輸送時の残留粉を解決

ハンドリング工程

業種 製粉会社様
導入製品 ロータリーバルブ、パウフィルター


背景と課題

残留粉を減らして省スペース化したい

原料の粉の製造過程で機械輸送を行っている製粉会社様から、機械の中にどうしても残留粉が留まってしまうというご相談をいただきました。
機械輸送は設置にもスペースが必要なため、残留粉をできるだけ減らして、省スペース化したいとのご要望でした。



導入の成果

定量供給装置ロータリーバルブ


機械輸送で行っていた粉の搬送を、空気の力を使って輸送する空気輸送に変更する方法をご提案しました。空気輸送を行うにあたり、貯槽した粉体を定量で次の工程に送るためのロータリーバルブを導入していただきました。

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空気輸送のレシーバーとして使用する集塵機パウフィルター


ロータリーバルブとともに、空気輸送のレシーバーとしてパウフィルターを導入していただきました。パウフィルターは大型点検扉があるため、内部の点検や清掃などのメンテナンスを容易に行うことができる集塵機です。

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空気輸送により残留粉の削減を実現


機械輸送(スクリューコンベア、チェーンコンベア、バケットコンベア)に比べ、空気輸送は残留する粉が少なく、省スペースで設置できます。また、機械輸送よりも故障などのリスクが減り、メンテナンスコストの削減にもつながりました。

この事例では空気輸送をご提案しましたが、原料の特性や工場によって適切な輸送方法は異なります。
ツカサ工業は扱う粉や工場によって、空気輸送と機械輸送のそれぞれの特性に合わせた最適なご提案を行います。

空気輸送の特徴

  • メリット…残留粉が少ない。省スペースで設置が可能。
  • デメリット…長距離の輸送が難しい。

機械輸送の特徴

  • メリット…長距離の輸送が可能。
  • デメリット…空気輸送に比べて残留粉が多くなる。機械の部品が多いので設置スペースが必要。こまめなメンテナンスが必要。