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Case Studies
事例集&豆知識
現場で役立つ豆知識

自動開袋機:メンテナンスなしで年間損失額は?

「納入から一度もメンテナンスしてないが特に問題は出ていない」「開袋に少し時間がかかるようになった気がするが許容範囲内だろう」。実はその「許容範囲」が、気づかないうちに生産効率を低下させている可能性があります。

実際にあった事例

パウオープナーの処理速度が低下

お客様工場を訪問してパウオープナー(自動開袋機)の定期点検を行うと処理能力の著しい低下を確認しました。お話を聞くと、納入後は一度もメンテナンスをしてないとのことでした。調べてみるとシリンダーの動きが低下しており、その原因はサイレンサー(排気エアー処理部品)内部に原料の粉が詰まっている」ことでした。
▲パウオープナー

粉の堆積によって排気抵抗が大きく

パウオープナーのシリンダーは、エアーの給排気によって動作します。サイレンサーはシリンダーからの排出エアーの騒音を低減する部品ですが、粉体ラインでは排気エアーに乗った粉が内部に少しずつ堆積します。

1袋の処理に要する時間がのびる

すると排気抵抗が増大してシリンダーの動作スピードは低下します。最終的には動作が著しく緩慢になり、1袋を処理するサイクルタイムが伸びていきます。
今回の事例では、清掃・再組付けの対応により、1袋処理あたり約10秒の改善を確認しました。

さらに放置すると高額修理も!

今回の段階/サイレンサー詰まり→ シリンダー動作不良 → 処理能力低下
さらに放置 /シリンダー内部へ粉体侵入 → シリンダー本体の損傷
最終段階/シリンダー交換が必要(部品代+工賃で高額に)

TSUKASAからのご提案

「まだ動いているから大丈夫」は禁物です!

パウオープナーは使用頻度が高い機器です。年1回の定期点検・メンテナンスをお勧めします。サイレンサーの清掃はもちろん、カッター刃やフィックスバーなど消耗部品の状態確認もあわせて行うことで、機器を長く安定してご使用いただけます。予防的なメンテナンスが、結果的にもっともコストを抑える施策です。

パウオープナーは「予知保全」機能を標準搭載

パウオープナーではシリンダーの駆動回数をカウントして合計駆動回数がパネル表示されます。駆動の上限時間や回数は自在に設定可能で、保全時期が近づくとアラームでお知らせしますのでぜひご活用ください。