現場で役立つ豆知識

Useful Worksite Knowledge

インバーター表示で故障原因を把握

機器について

故障内容のコードをパネルに表示

ツカサの主要機器ではモーター制御のためインバーターを使用しています。その表示パネルでは、過負荷によって機器が停止した場合のエラーコード(故障内容)が確認できます。


◎エラーコードの一例

OL・・・ 過電流
E.0C1・・・加速中過電流
E.0C2・・・定速中過電流
E.0C3・・・減速停止中過電流

アラーム履歴で異常発生の状況を記録

インバーターではアラーム履歴(過去8回分)を記憶しています。アラーム履歴画面では「エラーコード(故障内容)」「運転時の出力周波数」「電流値」「電圧」「通電時間」も確認できるため異常発生時の状態が詳しくわかり、いま起きている故障の原因解明に役立ちます。



例えば

パウローターが突然止まった!

従来なら

「どこがおかしいのかな?」と原因が推測できない


インバータ表示を確認すれば

「OL(過電流)コード」→「粉づまりの可能性が考えられる」
「E.0C1(加速中過電流)コード」→「始動時にモーターが回っていないのでは」


同じ故障が何度も起きるなら機器自体の不具合も考えられる

◯故障原因を把握する最初のヒントに
◯簡単なトラブルなら自社での復旧対応も
◯ツカサへの修理依頼でも状況を的確に伝達できる!
◯アラーム履歴の把握はメンテナンス計画の参考にも


ツカサのサポート体制


お電話での修理アドバイス

機器停止の状況を丁寧にお聞きします。エラーコードやアラーム履歴がわかればヒアリングもスムーズに。簡単な故障であればお電話で修理方法をお伝えして、お客様自身の手で復旧対応ができる場合もあります。

お客様工場への訪問による修理・復旧

実際の機器を見せていただき、エラーコードやアラーム履歴も参照しながら現場での修理・復旧作業を行います。