“お客様の声”を社内展開して「半自動開袋ユニット」を構想
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“お客様の声”を社内展開して
「半自動開袋ユニット」を構想

手作業と全自動式の間隙に新製品の可能性を見出して

手作業と全自動式の間隙に新製品の可能性を見出して
粉体原料の開袋工程で、人による手作業と全自動システムの間に新しい市場開拓の可能性があるのでは?

私たち営業担当がひらめいたのは、“働き方改革”が本格化して工場の効率化・省人化が喫緊の課題となった2020年代初めでした。

担当者がお客様工場を訪問して「人が原料袋を持ち上げて中身を切り開く重作業はなくしたい。しかし、うちは自動開袋システムを導入するほど(最大200袋/h)の処理量はないし・・・」とのお声をいただく機会が急増したのです。

そこで、それまでお客様から寄せられていたご要望やご意見も再集約して「どのくらいの処理量が必要か・不必要か」「コストや設置スペースはどこまで許容範囲か」を確かめ、さらに営業部全員で「どんな製品が考えられるか」のイメージを固めていきました。

そして「手作業と全自動式をベストバランスで融合した製品はどの粉体機器メーカーからも出ていない。ならば、うちが真っ先に開発してお客様にお届けしよう!」と全員の気持ちがひとつになったのです。

社内各部の意見を集約してコンセプトと仕様を確立

社内各部の意見を集約してコンセプトと仕様を確立
すぐに技術部と合同会議を開催。「新製品のコンセプトをどこに定めるか」------具体的にどんな機能や仕様で開発を進めるかを検討しました。

「この機能はコストやスペースを考えると省いていいのでは?」
「1台でいろんな袋サイズに対応できるよう機器への投入口は幅1mと広く取ろう」
「投入口の扉の開閉は自動化するべきか否か?」

まさに議論百出の中で、少しずつ新製品の全体像を詰めていきました。

また、人が袋を持ち運ぶ作業の解消では、物流機器の分野で使用されていた「ハンドバランサー」に着目。「これを清掃性に優れた素材と機構でブラッシュアップして、食品工場でも使用できるレベルのオリジナル製品をつくろう」と方針を定めました。

そして「自動開袋機」と「ハンドバランサー」のユニット化を進め、さらにバランサー単品でも導入可能な形を探究しました。

「どちらの形態でも導入できれば、より幅広いお客様のニーズにお応えできる。何とか技術的な課題をクリアしてほしい」

やがて全体設計ができ上がると、製造部門も参画して試作1号機をつくってテスト運転を繰り返し、ついに2025年にTSUKASA半自動開袋ユニット「パウオープナー・アシスト&パウバランサー」が誕生したのです。

お客様の課題解決のためのストーリー全体を描けること

お客様の課題解決のためのストーリー全体を描けること
新製品のお披露目は世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2025」(東京ビッグサイト)でした。TSUKASAブース内のめだつ場所にユニットを展示し、来場者がパウバランサーでの搬送を体験できることが好評を博し、会期中からいくつもの引き合いが入るほど反響を得ることができました。

この時のお客様の多くは閉幕後に当社を訪れ、自社工場で使用する原料袋を使って操作性を確かめるなど、実導入に向けて着々と検討を進めていただけました。

当社の営業担当は「ストーリーの始めから終わりまでを描ける」ことを何より大切にしています。「こんなことで困っている」というお客様の声を受けとめ、それを社内各部門と共有し、お客様の課題解決に向けたご提案から製品化、工場への設置、運転確認、メンテナンスまでを一貫して担えること———。

その全体の流れの中の“リード役”、“まとめ役”となることが当社の営業担当の使命です。
営業部
T.N.

“お客様の声”を社内展開して「半自動開袋ユニット」を構想

お客様の声から新製品開発の可能性に着目。社内各部門の“まとめ役”として「半自動開袋ユニット」の開発プロジェクトに参加する。

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装置メーカーとして蓄積した技術にIoT・AoTを融合させて新領域へ。技術者の新しい発想を刺激する環境整備も大きな力に。

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グローバル市場の開拓をめざし、現地法人の拡充や人的リソースの強化を推進。さらに海外生産拠点の開設まで視野に入れる。

「販売管理システム」の全更新で、サプライチェーン全体の円滑化へ

生産工程の進捗状況を“見える化”し、調達や販売も含めたサプライチェーン全体を円滑化する新システムの開発に携わる。

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